失敗しないフランチャイズの術(すべ)がここに… 成功するための完全ガイド
フランチャイズの起業で成功するには?必見&必読ガイド集
フランチャイズの業態選びを誤って間違って、起業に失敗した事例をご紹介します。
フランチャイズでの起業は、業態の選び方も重要です。自分の性格や能力、起業で目指す理想像に合ったものを選ぶ必要があるだけでなく、自己資金や自分の環境なども考慮する必要があります。
しかし、その業態選びを間違えてしまうと、ビジネスがうまくいかなくなる可能性も。具体的にどのような失敗があり得るのか、事例をみて学びましょう。
オフィスにつくる、ミニコンビニをフランチャイズで開業したAさん。着眼点は良かったのだと思いますが、何しろ開業資金が高い業態だったので、投資資金を回収するまでにはかなりの時間がかかります。
利益は出ているものの、起業が成功だったと言うにはかなりの時間が…。契約更新までに資金回収できるかどうかが問題です。
マッサージ店を開業したBさん。これからも需要の伸びはあると期待したものの、競合店もどんどんできて、美容室のように飽和状態になってしまいました。
国道沿いのマッサージ店は雨後の筍(たけのこ)状態で、初期につかんだ固定客でなんとか経営を回している状態です。
ルームクリーニングとインテリアリペアで開業をしました。初めはインテリアリペアだけだったのですが、あまり需要がなくルームクリーニングも始めました。
当初は遠方まで営業していたのですが、片道20kmあるエリアまで出向いて営業をして…の作業に嫌気がさして、やめてしまいました。
Aさん、Bさん、Cさんとも失敗の直接の原因は違いますが、結局は業態選びを誤ったのが大きな原因になっていると思います。
Aさんは手元の資金に対して開業資金が大きすぎるビジネスを始めてしまったし、Bさんは飽和することが目に見えている業態での開業で失敗してしまいました。Cさんは、性格やスキルに合わない業態を選んでしまったのが敗因です。
フランチャイズは、システムが優れているだけでなく、それが自分に合うかどうかよく検討する必要があります。
自分の身の丈に合ったビジネスを、自分のスキルや志向に合わせて展開できるフランチャイザーを選ぶようにしましょう。