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フランチャイズの開業時は「競業避止義務」を要確認!

フランチャイズで開業したいと考えている方は、「競業避止義務」についてきちんと理解しおく必要があります。

「競業避止義務」を知らずに開業してしまうと、のちのちトラブルの原因になるかもしれません。

競業避止義務はどんなもの?

まずは、競業避止義務について解説します。競業避止義務は法律用語の一で、組織や会社で働いている人に対し、

  • 競合他社に就労してはいけない
  • 自分で同じジャンルの会社を立ち上げてはいけない

ということを義務づけたものです。

ただし、その会社や組織に属している間はこのような競業行為は禁止されていますが、退職後はこのような競業行為を避ける義務は発生しません。

競業避止義務は事業を守るために存在している

では、なぜこのような義務があるのかというと、それは事業を守るためです。もし競業避止義務がなかったとしたら、会社の知識やノウハウがどんどん外部に流出してしまいます。また、せっかく育てた人材も独立、転職してしまい、会社や組織が衰えていく可能性もあります。

そんな事態を防ぐためにも、競業避止義務はとても重要な役割を果たすのです。

フランチャイズ本部や加盟店を守る「競業避止義務」

次に、フランチャイズと競業避止義務の関係性について見ていきましょう。

フランチャイズ契約をするとき、契約の中でこの競業避止義務について触れられていることがあるかと思います。その多くは「一定の期間においてフランチャイズ本部と同じような事業をしてはいけない」という内容です。フランチャイズ契約の内容によっては、契約が終了したあともこの制限が続くケースもあります。 フランチャイズ契約においてこのような競業避止義務が生じるのは、フランチャイズの本部やその他の加盟店の営業を守るため。

既に基盤をしっかり作り上げているフランチャイズ加盟店や本部からマニュアルやノウハウだけを持ち逃げされるようなことがあれば、チェーン店は成り立たなくなってしまいます。

成功すると競業避止義務がデメリットになることも

右も左もわからず、人材も不足している状態でいきなり独立するのは難しいですよね。そんな場合にフランチャイズを利用する方法は、非常にメリットが多い選択だといえます。しかしフランチャイズで成功して、もっと自分でやりたいことが増えてくると、競業避止義務が邪魔をして思うように営業できなくなる場合もあります。

目新しいことを始めたくても、フランチャイズの契約内容に則った動きしかとれなくなってしまうからです。

契約内容をよく理解することで今後の展開も可能に

フランチャイズ契約においては、デメリットになる場合もある競業避止義務ですが、よく理解しておけば今後の展開も十分に可能です。 まずは、契約する競業避止義務の範囲を本部としっかり確認し合っておきましょう。確認すべき点は、一定の範囲内のみ業務が禁止されているのか、そのジャンルの業務全般が禁止となっているのか、といったところです。

また、違約金についても確認しておきましょう。競業避止義務の違約金が高い場合、脱退するのは難しいかもしれませんが、意外と安い場合もあります。もし違約金が安いのであれば、思い切って違約金を出して独立する、という方法を視野に入れることも可能になります。

フランチャイズ契約の前にきちんと確認!

以上、フランチャイズと競業避止義務の関係性をご説明しました。フランチャイズ契約をする上で見過ごせない競業避止義務ですが、うまく利用することも可能です。大切なことは契約前の確認です。

今後自分がどのように活躍したいのかも考えて、納得した形でフランチャイズ契約を結びましょう!