失敗しないフランチャイズの術(すべ)がここに… 成功するための完全ガイド
フランチャイズの起業で成功するには?必見&必読ガイド集
壱番屋が運営するカレーハウス「CoCo壱番屋」のフランチャイズについて、特徴や強み、評判・口コミをリサーチしています。
「ココイチ」の愛称で親しまれるカレーチェーンCoCo壱番屋。現在では国内外で1,400を超える店舗を展開しており、世界最大のカレーチェーンのフランチャイザーとなっています。
画像参照元:CoCo壱番屋公式HP画像(http://www.ichibanya.co.jp/)
ここでは、そんなココイチのフランチャイズシステムについてご紹介していきます。
開業資金として4,000万〜5,000万円ほど必要です。
あくまで目安ではありますが、加盟金30万円、保証金145万円、内装費2,380万円、物件取得費500万円、そのほかにも費用がかかります。
ココイチのフランチャイズシステムは独特で、一定期間社員として経験を積まなくては独立開業が許されません。入社時には資金がなくてもよく、社員として働く間に200万円は少なくとも貯金することを推奨されています。独立するときは、壱番屋が保証人となって資金を借り入れることができます。
収支モデルの一例です。
収入
支出
経常利益:1,049,000円
ココイチのフランチャイズでは、ロイヤリティは一切ありません。ただし、本部からカレーソースや具材を購入することが必要です。
とはいえ、他社のロイヤリティの支払いに比べれば、負担はかなり少なくなります。
飲食でCoCo壱番屋?他ジャンルで成功するフランチャイズは?>>
ココイチのフランチャイズは、未経験お断りという変わった方針。ココイチのフランチャイズ店を立ち上げるためには、まず正社員として壱番屋に入社します。
独立資金を貯めながらマネジメントやオペレーション、経営ノウハウを学び、独立できるだけの能力と資金を身につけて、ようやく独立ができるシステムになっているのです。
このシステムによって、独立起業したオーナーのうち9割が10年以上も廃業せずに経営を続けられています。時間はかかりますが、無理のない独立ができる点では魅力的なシステムです。
ココイチのフランチャイズは、ロイヤリティが発生しません。あくまで「のれん分け」のような独立システムで、ココイチからカレーや具材を買うだけ。ロイヤリティは利益の何割かを占めることが多いのですが、支払わなくて済むのは非常に有利です。